前回の記事では、ChatGPT 5.2を使って映像を生成し、そのプロンプトをSora2に送って、実際に動画として形にしてみました。
「ちゃんと動画になる」
「思っていたより破綻しない」
この2点については、ひとまず確認できたと思います。
ただ、前回の最後にも書いた通り、そこで終わりにするつもりはありませんでした。
むしろ、ここからが本番です。
- プロンプトをもう少し詰めたら、どこまで変わるのか
- ブログやYouTubeで「実際に使える動画」と言えるラインはどこなのか
正直なところ、
「作れる」と「使える」の間には、まだ結構な距離がありそう
という感触があります。
そこで今回は、
映像を作ること自体よりも、どう使うか/どこまでいけば現実的か
という視点で、もう一段踏み込んで考えてみることにしました。
プロンプトを詰めると、何が変わりそうか
前回は「まず出してみる」フェーズでした。
次は「意図をどこまで反映できるか」を見るフェーズです。
映像生成では、
- どんな雰囲気を狙っているのか
- どこで使う想定なのか
- どの崩れ方なら許容できるのか
このあたりが曖昧なままだと、
出来上がった映像が悪くなくても「結局どう使う?」となりがちです。
なので次の検証では、
プロンプトをただ長くするのではなく、
目的と条件を整理した上で詰める方向で試してみます。
「実際に使える動画」のラインはどこか
きれいな映像=使える動画、とは限りません。
ブログやYouTubeで使えるかどうかは、
- 導入用のカットなのか
- 途中のつなぎ(Bロール)なのか
- テロップや音を乗せて成立するのか
- どの崩れ方をすると致命的なのか
といった 用途ベースの基準 で決まることが多いです。
今回は「作品を作る」というより、
運用目線で“使えるライン”を探すことを意識して進めます。
ChatGPT 5.2(Codex的な使い方)とは?
ここで ChatGPT 5.2について簡単に整理しておきます。
ChatGPT 5.2は、会話や文章生成が得意なモデルですが、
その中には いわゆる「Codex的な使い方」 が自然に含まれています。ざっくり分けると、こんなイメージです。
- ChatGPT 5.2(通常の使い方)
→ 会話、文章生成、アイデア出しが得意- ChatGPT 5.2(Codex的な使い方)
→ 作業を分解する、流れを組み立てる、手順を整理するのが得意特別なモデルに切り替える、というよりも、
「どう頼むか」で引き出される能力だと考えると分かりやすいと思います。
Codexは特別な設定が必要?
ここは誤解されやすいポイントですが、
Codex的な使い方をするために、何か設定を切り替える必要はありません。今のChatGPT 5.2では、
- 会話向きの能力
- 手順化・構造化が得意な能力
が 同じモデルの中に統合されています。
そのため、
「今はCodexを使っています」
「今は使っていません」といった明確なON/OFFはありません。
じゃあ、いつCodexっぽく動くのか?
ポイントはとてもシンプルで、**聞き方(頼み方)**です。
たとえば、
- この作業をステップに分けて整理して
- 目的から逆算して、やることを分解して
- プロンプトを設計するなら、どういう構成がいい?
- この流れで抜けている工程はどこ?
こういった頼み方をすると、
ChatGPT 5.2は自然と Codex的な振る舞い をします。今回のように、
- 映像生成
- 動画としての使い道整理
- 運用や収益につながるかの検討
といった「工程が多い作業」では、
この使い方がかなり相性が良いと感じています。
Codexは「答えを出すAI」ではない
もう一つ大事なのは、
ChatGPT 5.2(Codex的な使い方)は
正解を一発で出してくれるAIではないという点です。
- 選択肢を並べる
- 考えを言語化する
- 抜けている工程を見つける
といった形で、
人間が判断しやすくなる状態を作るのが主な役割です。任せきりにするのではなく、
一緒に整理して、人間が決める
という関係が現実的だと思っています。
今回からやること(実験フェーズに入る)
ということで、ここからはフェーズを一段進めます。
- 映像が出るかどうか、ではなく
- 使える動画ラインをどこに置くか
- そのラインを安定して超えるには、どういうプロンプトや流れが必要か
このあたりを、
ChatGPT 5.2をCodex的に使いながら整理・検証していきます。
いきなり結論は出しません。
- 小さく試す
- ダメだった点も書く
- どう修正したかを残す
という形で、実験ログとして進めていく予定です。
まとめ:前回は「作れた」、今回は「使えるかを考える段階」
前回は「ChatGPT 5.2で映像は作れるか」を確認しました。
今回は、その映像をどう使えばいいのか、どこからが「使える」と言えそうかを整理してみました。
次回以降は、
・プロンプトを詰めたら何が変わるのか
・使える動画ラインをどう定義するか
・そのラインを安定して超える流れを作れるか
このあたりを、実際に試しながら検証していく予定です。
成功だけでなく、制限やつまずきも含めて、
実験ログとして残していきます。
